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変なわたし。可笑しなわたし。



 コップがあった。
 三つ分。

 わたしは首を傾げる。

 どうしてわたしは三つもコップを出したのかな?
 だって、わたしは一人暮らしでしょう?

 自分に問いかけてみても、誰も何も答えてくれない。

 変なわたし。
 可笑しなわたし。

 仕方がないからコップを二つ、片付ける。

 だって何時もならこの時間、あの子とあのコが来るんだもの。
 間違えて出してしまっても仕方がないじゃない。

 やっと、どうして三つコップを出したのかが分かった。
 分かって、わたしは苦笑した。

 変なわたし。
 可笑しなわたし。

 手が滑ってあの子の分のコップが落ちて割れた。
 音にびっくりしたわたしは、もう片方の手にあった
 あのコの分のコップも落として割ってしまった。
 再び、苦笑する。

 もうあの子もあのコもいないのに。
 このコップのように割れてなくなったのに……。

 コップの破片を拾おうとして、わたしは指を切ってしまった。

 ……変なわたし。
 ……可笑しなわたし。

 そこからは血が出て来る。

 あ?あ。
 切っちゃったよ……。

 わたしは大きなため息をつく。

 わたしも、あの子とあのコと一緒に行きたかった……。

 ぽたりと、コップの破片に水滴が落ちた。

 またひとりになってしまったよ……。

 ぽたりぽたりと、次から次へと水滴は落ちて来る。

 こんなことになるのなら、
 初めから仲良くなんてしなければよかったんだ……。

 わたしはそう思って、はた、と動きを止めた。

 それより……、どうしてこんなことになるまで、
 あの子とあのコが大切だって気付かなかったの……?

 そう思ってふと顔を上げる。

     あ。

 ぼろぼろぼたぼた。
 床がどんどん濡れてゆく。

 ああ。
 変なわたし。
 可笑しなわたし。
 其処にいるはずがないあの子とあのコが手招きしてる。
 でも、迷う必要はないよね……。

 わたしはぐちゃぐちゃになった顔で笑顔を作り、

 その子とそのコの手を取った。



 ……なんぞwwww
 イミフwwww
 マジ俺何がしたいんだしwwwwww

 ……とまあ、何といいますか……。
 適当に解釈してくだせぇ……(←

 
 

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白雨南風

Author:白雨南風
081018
好き:寝ること、湯船に浸かること
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