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僕から手を差し伸べたくせに。

 僕から手を差し伸べたくせに、君が僕の手を取ろうとした時。
 僕は恐怖した。
 してしまった。

 君が理由もなく皆に良く思われていないのは知っていた。
 そう。
 『理由もなく』 。
 僕はそれがどうしようもなく納得出来なくて、
 ある日君に話しかけてみたんだ。

 そう。
 手を、差し伸べた。

 けれどそうして、周りの目が僕に突き刺さり始めた。
 急に怖くなった。
 自分を、守らなければと思ったんだ。

 君は、誰と仲が良いかと、ある日訊かれていた。
 そっと、僕を指差した。
 けれど僕はそれを受け入れなかった。

 今考えると可笑しな話しだ。
 今まで仲良くしていた奴等、否。
 今まで仲良いフリをしていた奴らより、
 君と仲良くした方が毎日が楽しいに決まっていたのに。
 僕はそれを選ばなかった。

 怖くなったから。
 もしかしたら、一人ぼっちになってしまうのではないかと。

 自分から手を差し伸べたくせに。
 僕は、折角僕の手を取ろうとしてくれた君の手を、拒否したんだ。
 おまけに、多分。
 君を突き放した。
 僕は君を裏切ったんだ。

 まあ、その1年後くらいにさ。
 結局、一人ぼっちになってしまったのだけれど。
 だから、どうせ同じ結果なら。
 君を傷付けないで済む道を選べばよかったと思うんだ。
 今更、遅いけれどね。

 あの日あの時から、きっと。
 僕は間違った選択ばかりしているんだろうね。
 出来る事なら、もう誰かを突き放す事はしたくないかな。
 うん。

 
 

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白雨南風

Author:白雨南風
081018
好き:寝ること、湯船に浸かること
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